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zoom RSS 難治性鬱:認知療法の紹介

<<   作成日時 : 2006/09/02 14:01   >>

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注意:本ブログの管理者である私は、医者ではありません。精神科医でもありません。以下に記載している内容は、間違っている可能性があります。用いられている用語・用法が不適切である可能性があります。読者に不快感を与えたり、危険な影響を与える可能性があります。全て、読者の責任において、読む・読まないを判断してください。また、その情報を利用する・利用しないに関しても、同様とします。この情報を利用した上で問題が発生した場合も、一切の責任はブログ管理者にはありません。また、本記事は、時々刻々と改変される可能性があります。


難治性の鬱の状況を新聞から見る

朝日新聞に、先日来連載されている。「患者を生きる」シリーズ、「うつ:難治に挑む2」(2006年8月30日掲載。129番)を見てみよう。今回にかぎり、読めるように解像度を上げています。朝日新聞さん、ご了承ください。[画像をクリックすると、画像が拡大表示されます。]

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内容は、2000年に第1回目の発症、2001年3月に第1回目の入院後、1ヶ月で退院するが、9月に再発。10月に再入院。前よりも状態は良くないが、1ヶ月で退院。3ヶ月後に3回目の入院、2003年1月4回目の入院。退院しても全く動けず、6月に大学病院(埼玉県所沢市の防衛医大)に通院開始。そこで受けたのが、「認知療法」。

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認知療法とは?ウェブで検索する

「認知療法」で検索すると、多数の記事がヒットする。いくつかを読ませていただいたが、難しいのと私の認識と異なるので、一つだけを紹介する。認知療法への招待:認知療法とは何か?である。これを紹介した理由は、下記の記事が掲載されているからである。

1.認知療法は,きわめて常識的な視点からなされる“コモンセンス”の精神療法である.

 精神の病理を理解し治療するためには,常識的なものを一度は離れ,これとは違う視点から病理を見ていくことが必要になる.しかし,認知療法の視点は,病理と正常の差異性よりもその同一性に着目する.常識的なものがむしろ強調されるのである.患者は,健康な人々が日常の中で用いる方略や技能を,治療の過程で再び学習することになる.常識(コモンセンス)の視点と方法が応用できる治療法,それが認知療法である.

5.認知療法はその有効性が確かめられつつある精神療法の1つである.

 およそ治療法について語るときには,治療効果の有無が重大な問題になる.認知療法は,少なくとも外来治療の適応となるうつ病においては,一定の治療効果が報告されている数少ない精神療法の1つである.


このように、うつ病が簡単に治る状況ではない場合、一定の治療効果が報告されている数少ない精神療法の1つであることを、明確に表示されているから、ここに採用した。うつ病が、上記の朝日新聞に掲載されているように、難治性であることを認識した上で、私の下記の記載をお読み頂きたい。

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私の認識している「認知療法」について

私が、ある精神科医から話を聞き、私自身納得がいった内容をここに記載する。学会での通説でも無く、効果を発揮した療法でも無い。しかし、治療に要する年数はかかるであろうが、私が今までに見聞きした知見と同じ流れであり、納得できる内容なんだ。だから、きっと効果を発揮すると思って書いてみよう。
  • 患者自身の認識レベルが低下して起こる症状に効果がありそう。
  • 患者自身の認識レベルを、患者自身の自律的な努力によって向上させる療法である。
  • 通常、健常者(ここでは、認知療法を受ける必要が無いレベルでセルフコントロールが働いている人を指すこととする)は自律神経の働きで、セルフコントロール機能が動作し、危険な状況を回避することが出来ているが、難治性の病気を罹病している場合、このセルフコントロール機能が動作しないため、受容領域をはみ出し、発症する可能性がある。認識レベルを向上させることにより、セルフコントロール機能を回復する事を可能とさせる治療法である。
  • セルフコントロール機能が回復すると、健常者の自律神経が正常に動作しているのと同様、自分の受容領域を逸脱するような状況を事前に自分自身の機能で把握し、それを回避する動作を学習して、実際に回避に成功するように、学習により習得・会得する治療法である。
  • 健常者(ここでは、認知療法を受ける必要が無いレベルでセルフコントロールが働いている人を指すこととする)は、生まれて成人するまでの間に、実社会(兄弟・友人・両親を含む家族・学校・会社・社会・赤の他人などの環境)の中で、取っ組み合いをしたり、痛い経験をしたり、つらい思いをしたり、他人を傷つけたり、自分が傷ついたり、泣いたり、笑ったり、叱られたり、褒められたり、幸せな気分になったり、不幸せな気分になったり、気持ち良かったり、気持ち悪かったり、愉快であったり、不愉快であったり、などの感覚の世界を経験する。その感覚によるフィードバックで、自分の動作・行動・認識などの機能動作を制御できるようになる。
  • 何らかの問題により、この「健常者がたどる通常の認知・認識・フィードバックの過程」を経験するのが失敗している場合、それにより、自己コントロール、セルフコントロール、自律神経系の機能が機能不全に陥る。その場合、種々な問題・症状が発症する。
  • これらの症状が、「うつ」であったり、「引きこもり」であったり、「拒食」であったり、その他のいくつかの精神的な障害となる。
  • 認知療法は、この、セルフコントロール機能を、自己による学習で再習得することにより、症状を改善する療法である。
  • バイオフィードバック機能を修復する療法である。
  • 自らが、自分が受容できる領域を認識できるようになるため、この領域の両極端を経験して、ひどい状況に陥ったことを、その条件と併せて記憶しておき、記憶として活用する。紙・手帳などへの記録も活用することが良い場合がある。
  • 別の機会に、再度この受容領域を逸脱するような状況に陥った、または、陥りそうになった時に、[なるべく自分の感覚を通じて]以前の記憶を呼び戻し、危険領域であることを認識し、それを逸脱しないように行動を自らが制御するよう、学習する。
  • 最初は旨く行かない場合もあるだろう。しかし、この危険領域のパターンをいくつか作っておき、その時々に応じて、この認識パターンを思い出しながら、行動をすると、効果が上がるような気がする。
  • たとえば、毎日の定型的な行動、運動をする時の行動、通勤や通学をする時の行動、食事、会話をする時の行動、遊ぶ時の行動、などなど。
  • 再学習であるから、健常者が生まれてから成人するまでに経験を積んできたパターンのうち、自分に欠けているパターンを補う必要があるから、それ相応の時間が必要であることを認識し、徐々に成功体験を積み上げてゆく必要がある、時間的に長期間に亘る治療方法である。
  • 両親・友人・恋人など、周りの人が、患者本人が知らずに危険領域を逸脱しそうな計画を立てていることを認識した場合、そのことを助言などで補うことにより、支援が可能であるが、基本的に患者本人の感覚・知覚・認識の問題であり、バイオフィードバックであることを認識し、それらの支援に頼らなくとも実施が可能となるよう、繰り返し繰り返し実施する必要がある。


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まあ、これくらいにしておこう。繰り返し言う。健常者が通常では、長期間の成長過程を通じて習得してきた、自律制御の機能、平たく言うと「常識」「経験」を再学習することであるから、時間がかかること、自らが実施する必要があることを認識・理解して、適切な指導者の指導の元で実施する必要がある。「通院での治療で、一定の治療効果が報告されている数少ない精神療法の1つである」と言う認識を持って、実施されるとよろしいかと思います。
最後までおつき合いいただきありがとうございます。

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コメント(6件)

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認知療法は、どこも保険適用外なのでしょうか。
straysheep
2006/09/04 16:01
今日、病院に行って、処方されている薬では苦しさが消えない、と訴えたら私も、レボトミンを処方されました。
効くと良いと思います。

認知療法をやっている病院は、神奈川県には、いくつかあるみたいですね。

私の家の近く、もしくは、都心に、認知療法をやっている病院があると良いのですが。
straysheep
2006/09/04 20:46
straysheepさん、ご返事有り難う。
認知療法は、KO病院でやっています。有名なO医師とその一派です。その他は知りません。新聞記事では埼玉防衛医大の記事が記載されていますネ。
おっしゃる通り、薬には強弱、適不適、作用と副作用があり、どれをとるか、どれが合うか難しいです。でも、鎮静剤は、5mgを1〜3錠程度であれば、比較的やわらかですから、安定剤的な効果もあるようです。25mgの錠剤もあります。当然対処療法ですから、薬でスクリーンをかけている間に、自分の体の方で、治癒力が働くことを期待されています。刺激が、神経や体を痛めますので、薬は外部刺激、内部刺激(ストレス)を緩和してくれます。私の理解はその程度です。
ジェイソロフトという薬は新薬です。副作用が少ないと聞いています。体に合えばいいですね。
Caro Ideale
2006/09/04 21:03
9月4日21:03分の私のコメントに、誤解を招く表記があります。訂正します:
「O教授とその一派」は「O教授とその門下生」です。「一派」は、悪い意味を暗示しますので、表現が不適切です。「O教授」の表現自身は、悪い意味を全く含んでおりません。誤解のありませんように。
「鎮痛剤が、25mgの錠剤もあります」は、5mgは少量の意味を暗示していますが、5mg(を1錠以上)を使用するか、25mgを使用するかは、医師の判断であり、患者の状況によります。私が書いていることは、5mg錠剤と25mg錠剤があると言う事実だけを書いています。少ない・多いの意味は含んでおりません。誤解のありませんように。
「副作用が少ない」は、比較の問題です。ご使用は医師の処方によります。また、薬事情報をご覧下さい。「副作用が少ない」は、「作用も弱い」を暗示しますが、それも医師の判断に従って下さい。
Caro Ideale
2006/09/05 02:35
私は、レボトミン25mgを朝夕1錠ずつ処方されています。

この薬を飲み始めてから、毎日、凄く眠くて、体がだるい日が続いています。
苦しい感情に悩まされにくくなったのは、確かなのですが、こうも眠くては・・・という感じです。
ただ、薬を弱くすると、また、苦しい感情に悩むようになるのだろうな・・と思い悩みます。
straysheep
2006/09/10 17:46
straysheepさん、こんにちは。カキコ有り難うございます。
レボ25mgを2錠投与と、ジェイソロフト(量不明ですが)投与とは相当な開きがありますね。合計50mgは、量的には多いかも知れませんが、症状に応じての処方でしょうから、続けられるのがよろしいかと。
非常に眠くなることは確実ですが、外部・内部の刺激をほぼ完全に断ってくれます。ですから、お医者様は、その間に、straysheepさんの生体自身が痛んでいる神経の接続を修復するように、期待しているのではないでしょうか。
投薬中はお休みと言う状況でよろしいのでは?本も読めないでしょうし、PCも触るのが難しいと思います。十分にご静養して下さい。無理をなさらぬよう。
Caro Ideale
2006/09/10 18:04

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