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zoom RSS 景気が悪くなるのも当然。隠微な隠蔽体質の日本と企業。

<<   作成日時 : 2007/04/07 23:31   >>

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景気が悪くなるのは当然だ


国民の大多数を占める不富裕層である庶民に対する労働分配率を上げないで、法人だけが利潤を上げ、それを富裕層である株主、海外投資家に分配しているから、庶民の消費余裕(消費支出)は低下する。そうすると、企業は設備投資を行って、製造に精を出しても、新製品を開発しても売れないものは売れない。

ついこの間だったと思うが、2006年の新車の国内販売数量(台数)が20年来の低水準に落ち込んだそうだ。2007年1月5日のNikkei Netによると、下記の通りだ:

新車販売20年ぶり低水準、「軽」は最高に・06年

 2006年の自動車の国内販売が前年比1.9%減の573万9506台となり、20年ぶりの低水準に落ち込んだ。軽自動車(排気量660cc以下)は初めて200万台の大台に乗せたが、ガソリン高の影響などで軽より大きな登録車(660cc超)が29年ぶりの低水準となり、総販売はピークである1990年の4分の3まで縮んだ。車の世帯普及率が9割に迫るなか、個人消費の主役である自動車の需要縮小は止まる気配がない。

 全国軽自動車協会連合会が5日まとめた06年の軽自動車販売は前年比5.2%増の202万3619台と過去最高だった。ガソリン価格が上昇するなか、車体価格や維持費が割安な軽の人気が上昇、3年連続で増加した。スズキとダイハツ工業の2強に加え、ホンダや日産自動車も新車を投入。激しい販売競争も需要を押し上げた。(21:00)


上記は、2006年内での新車販売に関する報道であるが、下記は、2006年度(2007年3月末までの1年間)の新車販売量についての報道だ。

国内新車販売、29年ぶり低水準・06年度

 日本自動車販売協会連合会(自販連)が2007年4月2日発表した2006年度の国内新車販売台数(軽自動車除く)は05年度比8.3%減の358万7930台だった。前年度割れは4年連続。1977年度(約356万台)以来、29年ぶりの低水準で、過去最高だった1990年度(約590万台)と比べ約4割減った。
 3日に発表予定の軽自動車(排気量660cc以下)販売台数は過去最高となる見通しだが、軽を含めた新車総販売台数でも約20年ぶりの低水準となる見込み。
 登録車販売をメーカー別でみると12社中8社がマイナスで、新型車が少なかった日産自動車(17%減)など6社が2ケタ減だった。首位のトヨタ自動車(トヨタとレクサスの両ブランド合計)も5.4%減。他社と比べ落ち込みは小さく、シェア(同)は1.4ポイント上昇し45.8%と過去最高を更新した。
 車種別では軽と競合した小型車(排気量2000cc未満)が13.5%減と不振だった。
 3月単月の新車販売台数(軽除く)は前年同月比12.6%減の48万7738台だった。 (19:02)
[4月2日/NIKKEI NET]


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これは、一つの指標に過ぎない。しかし、政府がつまらぬこと(憲法改悪、歴史の塗り替え、不作為による労働者への差別化、格差の拡大、社会支援の削減などなど)に精力を費やして、景気回復に対する本腰を入れた政策(何があるのだろう?消費者支出を拡大するため、減税が必要だろう。また、負担増を負担減に切り替える、税制の累進制の復元、法人税の増税、正規な労働に対する再配分、世代交換の推進を推し進める施策)をとらず、経財指標のを採らないで、経済指標に対する偽装に精を出し、一方では、電力会社が、原子力発電が中止に追い込まれると困るから(発電コストが非常に安い、それで、儲けが大きい)、沸騰水型の原子炉(日立、東芝が、米国GEからの技術導入で製造、メンテナンスしている)における、制御棒の脱落事故、定期点検中の臨界事故等々、膨大な数の偽装を行っている。[念のため申し上げるが、私が親しい、三菱重工業がウェスティングハウスの技術指導で製造している、加圧水型(非沸騰水)の原子炉では、密閉容器の中に燃料棒、制御棒が格納されている。この密閉容器の中は、加圧水で満たされている。その水は、加圧されているから、沸騰することなく、外部の熱交換器を通じて、二次冷却水に熱を渡す。この二次冷却水は、十分な熱量を持ち、高圧であるので、この蒸気でタービンを回し、発電機を回すことにより電力を取り出すことを可能とする。要点である「制御棒」は(ボロンで出来ているが)上部からまとめて吊り下げられている。万一の事故で制御系がダウンした場合も、この制御棒が下に降りる。だから、全停止になる。これをフールプルーフと言う。]

電力会社、電機会社(日立・東芝)の事故隠ぺい体質:沸騰水型の原子炉に伴う危険性


東京電力を始めとして、日立、東芝から沸騰水型の原子炉を購入している発電会社は、ほぼ全数、事故を起していると推定される。基本的な設計上の誤謬があり、フールプルーフになっていない制御棒のシステムは怖いことです。今回初めてそのことを知りました。フールプルーフになっているのが当然と思っていましたが、何と、水圧で制御棒を上げ下げしているのですね。失敗すれば、下に落下します(重力の法則で、ニュートンの時代からの真理です)。
このような、設計上のミスがなければ、原子力だけで、455件の隠ぺいが発生するわけも無いし、455件で終わるとは思えない。データの詐作(何と言うのだろう?データをごまかして作ること)により、事件発生自体を隠ぺいするとは。
実際、このような事故を隠ぺいする体質が体全体を覆っていなければ、電力会社全体で、1万件に及ぶ事故報告書が書けるわけが無い。本当に怖いことです。(電事連の報告書で、火力、水力、原子力を合わせ、全電力会社を併せての報告書で、原子力は455件である:下記の新聞記事参照。)

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沸騰水型原子炉のメーカーである東芝が、加圧水型の原子炉の基本設計を行う会社「ウェスティングハウス」を6千億円余で買収



この買収劇に関する興味ある記事を発見しました。一部を抜粋します。Aquarian's Memorandumさんの「原子力の風向きは変わったのか:2006/02/13」からの引用です。

ウエスティングハウスの買収

 東芝がウエスティングハウスを買収するとのニュースは、いろんな意味で驚きだった。ウエスティングハウスは、そもそも加圧水型の軽水炉を開発し、アメリカはおろか、全世界に普及した発電用原子炉メーカーの大手である。日本では三菱重工がウエスティングハウスと提携して技術導入し、関西電力を中心に数多くの原子炉を建設してきた。軽水型発電炉は、発電用原子炉の本流であるが、二つのタイプ、加圧水型と沸騰水型がある。日本では東京電力をはじめとして、沸騰水型が多い。これはゼネラルエレクトリック(GE)の開発になるもので、日本では日立製作所と東芝がGEと提携して、技術導入したあと、競合・分担して建設をしてきた。あらためて、系列を図式化すると、日本の場合、

 加圧水型ーウエスティングハウスー三菱重工
 沸騰水型ーゼネラルエレクトリックー日立製作所、東芝

であり、両方が拮抗している。しかし世界全体を見ると、ウェスティングハウスを源流とする加圧水型が圧倒的に多い。それだけ性能、運転維持の容易さ、安全性などが評価されているのだろう。しかし本家のウェスティングハウスは、アメリカでの新規原子炉建設がここ何十年も途絶えていることなどから、経営が成り立たず、とうの昔に英国準国営企業の英核燃料会社(BNFL)の傘下に入っていた。それを今回、沸騰水型の発電炉メーカーである東芝が買い取った。じつをいうと、まだ最終的には米国政府と議会の承認が必要で、その手続きが済まないと、最終決着とはならない。ここにきて、東芝原子力部門による原発検査データの改ざん問題が出てきて、この承認に悪影響が出てくるのではないかと心配する向きもある。

原子炉メーカーに変化が

 バブル以降、業績が悪化し、リストラなどに苦労して、やっとトンネルを脱したかにみえた日本の重電機メーカーが、6千数百億円も出して、経営の成り立たない会社を買収すること、それも競争相手に勝つため、予想された買収額の倍以上の金額を提示したこと、沸騰水型のメーカーが、日本での棲み分け(先の系列図式)を無視して、加圧水型を手がけようとすること、など、いくつかのサプライズの要因があった。しかし、その後の新聞解説などを読むと、東芝なりの戦略があったようだ。


まだまだ、続く、東電・日立の原子力関連事故の隠ぺい工作コンチナム(連続体)


恐ろしいことです。いつまで続くやら。またまた発覚。それにしても、ちくる人がいることはまだ日本も捨てたものではないと言うことなんだが。それにしても、東電・日立コンビはすごいな。東芝は、ウェスティングハウスを数千億円出して購入したから、経営が傾きかけているが、これほどの、沸騰水型原子力の弱点を事前に知っていたから、数千億円もの金を出してでも、技術力の優れる「加圧水型の原子炉」の基本設計会社のウェスティングハウスを購入したのだろうね。GEなんて、今や、金融会社で、原子力発電なんて片手間でしかやっていないのではないのかな。

以下は、2007年4月7日Nikkei Netからの引用です。

東京電力、原発偽装さらに発覚・国の検査すり抜け

 東京電力福島第2原子力発電所4号機(福島県)で1988年―90年、故障した制御棒駆動装置を無断で交換、国の検査をすり抜けていたことが2007年4月6日、分かった。隠ぺいのために原発メーカーの日立製作所に偽装工作への協力を依頼していた。北陸電力志賀原発1号機(石川県)の臨界事故隠しでも、同社が日立の担当者に口止めを要請していたことが明らかになった。

 東電の偽装工作の一部は電気事業法違反(検査妨害)に当たるとみられるが、既に時効が成立している。

 電力不正総点検を受けた各社の経済産業省原子力安全・保安院への報告で判明した。国への総点検の報告期限前日の先月29日に日立からの連絡で発覚。30日の会見で東電は「調査中」と説明していたが、報告で過去の不正を出し尽くしたはずだけに、新たな不正発覚で隠ぺい体質が改めて問われそうだ。 (00:02)


景気動向指数の驚異的な下落が、景気の下落を示唆する


本当に怖いことです。これほどの下落は、いくら内閣府であろうと、内閣府所属の経財研究所であろうと、隠ぺいすることは出来ない。しかも、速報値はいんちきな推定値を用いて鉛筆舐め舐めで作っている。怖い怖い。こんな数字に信頼を寄せるのはやめにしよう。無理して毎月数値を出す必要はないんだよ。1980年代と同様、経済連関分析表は、2〜3年遅れて、印刷物として出版すればいいんですよ。統計の基礎データがそろっていない後進国ではね。

2月の景気動向指数、基調判断を下方修正

 内閣府が2007年4月6日発表した2007年2月の景気動向指数(速報値)は、景気の現状を示す一致指数が16.7%となり、景気判断の分かれ目となる50%を2カ月連続で下回った。内閣府は基調判断を「改善を示す水準」から「足元弱含んでおり、今後の動向に注意を要する」と下方修正した。

 景気動向指数は内閣府が景気に敏感な複数の指標を選び、3カ月前と比べて改善した指標の数が指標全体に占める比率で示す。一致指数、数カ月先の景気動向を示す先行指数、遅行指数の3種類があり、一致指数が50%を上回ると景気は上向き、下回ると景気は下向きと判断する。

 2月の景気一致指数が50%を割り込んだのは、鉱工業生産指数、鉱工業生産財出荷指数、大口電力使用量など生産関連指標が弱含んだためだ。景気先行指数も30%となり、4カ月連続で50%を下回った。遅行指数はゼロ%だった。 (19:50)


これは、正直言ってすごいことだと思いますよ。景気動向指数は50で、中央値です。中央値とは、景気が良くも悪くも無い状況です。それが、一致指数(現在時点での判断)の値が、何と16.7%ですよ。だから、当然、内閣府は基調判断を「改善を示す水準」から「足元弱含んでおり、今後の動向に注意を要する」と下方修正した。速報値だから、まだ重要な元データが不足しております。企業設備投資などが大きく影響します。それらの未確認データが入ると、まだ下る可能性があります。

とりあえずの感想です。今、内閣府統計局に対して、下記のような質問を出しております。回答が返ってきたら、掲載します。

景気動向指数の速報値、改定値を構成する統計量に関して、一括して表示されているサイトをご紹介ください。統計量ですから、推定値です。そのため、種々な手法が持ちいられ、信頼性限界に関しても検定されていると思います。速報値、改定値(一致指数だけでも結構です)の統計量の元データ、4半期ごとのデータから、各月の値を推定する方法、その誤差の可能性に関して、ご教示頂けませんでしょうか?
特に、設備投資に関しては、大企業対応の「計画値ベースの値」と、中小企業を含めた実績値(相当遅れます)、などに関する見解をお教えください。
GDPなどの推計にあたっても、過去には1980年ベースでの推計値を2〜3年遅れて発表していたものが、今では、前月比で毎月の推計値を発表しています。これに関しても、年ごとの値と、前月比で1年間を累計した値との差の検定をした解析があれば、お教えください。
私は、内閣府の出される統計値は非常に重要であると考えています。これらの情報が、我々一般市民にとり間違いなく伝わるよう願っています。よろしくお願いします。


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