居心地の良いニート生活

社会の壁・生理的な壁9


まず最初に、このブログの題は「反語」ですので、誤解の無いようにお願いいたします。「居心地が良いの?ニート生活って?」という意味です。

このサイトを訪問される人に、ニート生活を経験した人がおられるだろうか? もしおられたら、失礼をお許し頂きたい。しかし、ニートの人が関係者(家族、教え子、会社の人、友人など)にいる可能性は高いだろう。25歳から34歳までで、64万人のニート全人口の60%を擁しているのだから、その数はびっくりするほどに高いだろう。だから、あなたの身近に「ニート」の人がいると考えて話を進めよう。

彼らの話を聞く機会があるだろう。その時、彼らはどういう話をしているのだろうか? 「苦しんでいる」、「悩んでいる」、「何とかしようとしている??」と思うかもしれない。いや、彼らは「昼夜逆転の生活をしている」「起きている間中、ゲームをしている」「日中から何もしないでぶらぶらしている」「何を考えているのか分からない」というのが、あなた自身の正直な感想かもしれない。これに、「意味なくにやにやしたり、大声を出している」「神が命じている」「自分がしていることが夢の中で見える」などが入りだすとこのブログの論点から外れるので、別に扱うこととしたい。

「鬱病」でさえ、普通の人の理解力は非常に低いのだから。実際、「鬱病」についての正確な判断・理解をしている人は20%程度であると、新聞に報告されている(2006年3月18日、朝日新聞、夕刊)。「さぼっているだけ」「やる気を出せば出来るものを」などと言う誤った認識の人が大部分である、とのこと。「心の風邪」などと軽い気持ちで表現されている「鬱病」に対する認識・理解もそれほども低いのである。だから、ニートに関しての理解など、普通に生活をしている人に求めるのが無理なのかもしれない。

しかし、実際に身近に「昼夜逆転の生活をしている」「起きている間中、ゲームをしている」「日中から何もしないでぶらぶらしている」「何を考えているのか分からない」と言う人がいたら、あなたはどう考えますか? 彼らを多分「ニート」であると判断するだろう。しかし、あなた自身、ニートの人の心の中を推察は出来ないであろう。実際、この状態は5年、10年と言う長期間に亘って続いているのであるから、あなた自身も理解しようとしているのだろうが、実際は理解できないのだろう。

「何とかしなければならない、と思っているが、それが出来ない」「ニートの生活は案外心地良いのだ。その心地良さから抜け出せないのだ」と言う人もいるようだ。私のサイトで、下記のような記載があることを発見しました。

最近、「禁ゲー宣言」と題するサイトを見つけました。元ゲーマーだった人のサイトです。2001年1月に無事、ゲーマーから脱出し、普通の仕事に戻れた人のサイトです。どうぞご覧ください。大変に勇気づけられるサイトです。


久しぶりにこの人のサイトを訪問しましたが、2001年から更新はされていないようです。ということは、何か問題が発生したのかも知れません。BBS(掲示板)の書き込みもストップしております。

ですから、「何とかしなければならないとは考えているが、その環境があまりに居心地が良いものだから、そこから抜け出せないでいる状態」、その状態が5年、10年続いても、痛痒を感じないような、恵まれた環境なんだろう。

私が最近入手した「ニート」に関する本では、「親が諦めた時に、その親の期待と言うストレスが本人から解き放たれ、それによって、本人はニート状態から立ち直ることが出来る」という、非常にショッキングな記述があります。ひきこもり当事者と家族の出口 寺子屋新書です。

最近、斎藤環氏の「社会的ひきこもり」を読み直しました。すでに、このブログでもコメントを記載しておりますが、斎藤氏の運営支援するMクラブは、「社会的ひきこもり」に対する”絶対的な処方箋”ではなく、そこに通うまでにも数年かかり、通いだしても落後する人も多く、「社会に復帰」出来た人の割合が明記されている訳ではありませんが、数十名の引きこもりの人をこのMクラブにお願いしたけど、結果的には数例ではないでしょうか? それほど、「社会的ひきこもり」からの社会復帰が困難であると言うことが明記されている事を再発見しました。

これが現実のようです。今日は単に情報をお伝えするだけで終わります。

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この記事へのコメント

2007年03月21日 16:13
人生、晴れたり曇ったり。
人生の壁で、
乗り越えようと決心する充実。
乗り越えつつある充実。
乗り越えた充実。
そのような充実が最高に思います。
その一端は、
幼い頃、一生懸命していたことを思い出せば解ると思います。
GOOD LUCK !
http://www.geocities.jp/lookoutover/
2006年08月11日 20:55
stiglitzさん、コメントありがとう。
今は、月間の収入が5万円程度からでもスタートできれば良し、と言う感じですが。2ちゃんねるでも、「どういう手段でも良いから、15万を稼げ、そしたら、ニートではない」という書き込みがありますが、5万が精一杯です。それも無理でしょう。
ライフプランと言うより、まずは、そのレベルからスタートすることから、段々とレベルが上がれば良し、と思います。「保護」は段々受給条件が厳しくなりつつあるようです。ですから、私は余り期待をしていません。そうすると何が残るのか?という、消去法で考えていますが、月5万が精一杯だと、生きてゆけないです。
残念ながら、これくらいの未来しか見えませんね。
国民年金も、納入金額が半端ではないし、国民健康保険の、最低金額も半端ではありません。ですから、5万では、これらの支払いは不可能ですが、その先を見通し出来れば、...と思っております。
バイトは、50歳でしょうね。60歳になると、駐車場の交通整理、工事などの交通整理などがありますが。これも警官上がりが従事しているようで。
stiglitz
2006年08月11日 05:20
生活保護で怠惰、無為徒食な
日々を送るのか、
真人間に戻って勤労、家事、
介護の多忙な日々を送るのかの
決断、仕事先の決断をせまられています。
仕事をした場合、やっていけなくなったら生活保護に逃げるのを想定することは妥当なのでしょうか?
バイトは50歳ぐらいまででしょうし。
ライフプランの立てようがないです。
18歳なら夢の実現のために大学に行ったり、語学勉強したり、恋愛したり、いろいろできるのでしょうが。
2006年08月10日 10:58
stiglitzさん、お元気ですか?
暑いですね。また書き込んで下さい。
2006年08月09日 22:23
straysheepさん、ちょっと、私的な用事で多忙で、コメントできませんが、沢山のコメントありがとう。
時間が出来たら、コメントを差し上げます。
アドバイスありがとう。
straysheep
2006年08月09日 20:48
Caro Ideale様、申し訳ありません。
ここ2、3日、少し、元気が無くなる様な事があり、孤独感と、寂しさから、辛くなって、いろいろ、御節介なコメントをしてしまったと思います。
申し訳ありませんでした。
straysheep
2006年08月08日 23:50
ニート、ひきこもり問題は、難しいようでいて、簡単な問題だという場合が多そうな気がしてしまいます。

私自身の10年以上に亘る、ひきこもり、ニート生活を振り返ってみると、あの時、あの選択をしなければ・・という点が多く思い浮かびます。場合によっては、十分可能な別のが選択そこにありました。

これには、勿論、親の選択も含まれます。人間には、自然治癒力という物が備わっていると思います。多くの場合は、それを活用して立ち直れる筈だと感じます。
しかし、親の過剰な期待は、確かに、本人にとって、プレッシャーとなり、本人の精神衛生に良くないと思います。
逆に全く見放されてしまうのも、本人の精神衛生に良くないと思います。

親は、適度な期待を子供にかけるのが良いのではないかと思います。
親の欲や我を捨てた上で、子供の為に、子供と向き合うのが、宜しいのではないか?と思います。
生意気言って申し訳ありません。
<(_ _)>
2006年07月16日 23:46
stiglitzさん、
コメントありがとう。18年引きこもりをしても、再出発が可能であることを証明して下さい。頑張って(禁句ですが)ください。
朗報をお待ちしています。
stiglitz
2006年07月15日 09:50
私の経験では、
「明日からやる」と先延ばしして
18年たちました。
申し訳ないです。

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