日銀総裁の何がいけないの?

福井日銀総裁の件ですが、私は、日本の政官界、産業界(経団連)のレベルに失望し、落胆しておりました。また、私の当該事件に対するブログへ、本職の弁護士らしき人が匿名(ペンネーム:teck)で、意味不明の書き込みをされています。まあ、私自身は、もっと長引いて、福井氏周辺のごみ、泥、暗黒界の内情がどんどんあぶり出される方がいいなあーと思っておりますが、「ま ◆・・・・・」さんが、2度に亘って懇切丁寧なフォローをしていただいており、これで十分だなと思っております。

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識者の中には、立花隆氏のようなコメントを記事として公開している人もいる。この人の今回の記事は、福井氏の裏取引に関する、実に微に入り細に入った紹介記事である。一部を引用させていただく。

立花隆:福井総裁「利殖の構図」、村上ファンド事件とは何か

<前略>これよりも大きな、もう1つの要因になったのは、6月26日発売の「週刊現代」にのったスクープ記事、「これが疑惑の総裁福井俊彦と『村上ファンド』の<秘>契約書だ!」だろう。

サイドレターに記された福井総裁のとんでもない利殖


驚くべきことには、同誌(6月26日発売の「週刊現代」)は福井総裁と村上ファンドの間の契約書を、一般には外部に出てこない「サイドレター」形式の秘密契約部分まで含めて入手し、それを詳細に分析した上で、これまでのこの問題に関する福井総裁の釈明発言がウソばかりであったことを暴いている。

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たとえば、そもそも福井総裁がなぜ村上ファンドに投資したのかというその意図の説明だ。福井総裁は、それは金儲けが目的だったわけではなくて、日本の資本主義をもっと健全なものにするために、株主の権利をもっと拡充すべきだとする村上の主張に共鳴したためだとしていた。しかし、その投資がもっぱらキャピタルゲインを目的とするものであることが契約書に明記されている上、目標とする利回りが年25%というとてつもない額であったことが、サイドレターにちゃんと記されていたのである。

福井総裁の実際に得た収益は、年25%までいかず、・・・・<中略>

しかも、同誌が明らかにしたところでは、このウラ契約や、それによってどのような収益を福井総裁が得ていたかを秘密にしておくために、二重三重に入り組んだ秘密契約の上に秘密契約を重ねるような奇怪なスキームを作り上げていた。それは読めば読むほど、「なんじゃこれは」といいたくなるようなスキームで、ほとんど経済界の裏街道を行く人だけが考えつくようなスキームといってもいい。<後略>

と言うことなんだ。果たして、この記事にも記載されているように、オリックスの宮内氏がこれらの全てを統括していたらしく、立花氏の記事が続く:
先の「週刊現代」の記事は、福井と村上ファンドの怪しげなつながりの結節点に宮内義彦オリックス会長がいて、先の奇妙なスキームの中心になっていたことを暴いている。宮内氏といえば、小泉政治の中枢である経済財政諮問会議の中心メンバーであるとともに、規制改革・民間開放推進会議の議長として、一連の小泉改革を中心になって仕切ってきた人物である。

事件は小泉政権の中心人物にまで疑惑の輪を広げている。<中略>

週刊現代によれば、この事件がさらに進展すれば、権力中枢あるいはその周辺部の人間だけ特別利益が与えられていたVIP口座があばかれる可能性があり、そうなると、「第2のリクルート事件」に発展しかねない、と現職閣僚が特に名を秘して語っているという。
<中略>

福井総裁への世論の反発がさらに強くなり、小泉首相が本当に福井斬りに動いた場合、当然予想される内外からのマーケットの反発(日本の経済と政治の不安定を予測しての日本株売り、為替売り、債券売り)が予想以上にあった場合、日本経済はそれに耐えられるのだろうか。そちらも大いに心配である。

ということで、先の私の記事に対するteck氏のコメントが、いかに的を得て(的確に)馬鹿だったか、自ら証明しているようなもんだろう。これだけの、政官界の汚染状況を自ら証言してくれた「teck」氏には、多大な感謝を以てここに明記したい。また、ぐうたら法律事務所さんの2006年6月25日付けの記事に入れた私のコメントに対し、夜逃屋元法律学者の『法っておいてくれ』を運営する、夜逃屋元法律学者氏のコメントがどんなレベルのものであるか、良くご理解できると言うものです。まあ、ぐうたらとか、夜逃屋元・・・と名乗っておられるので、現役の弁護士さんではないのでしょうが、現状を良く理解できました。


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今日の記事は、私の「面白くためになるブログたち」でも「外資系の金融関連の記事・・・・の濃さです。」と言って紹介させていただいている方が素晴らしい記事を掲載されています。

私は、本当に安心いたしました。『起業家たちの集う、町を紹介するブログです。最近の時世を理解するのに役立ちます。』で紹介させていただいているブログとは異なる論調で、有り難いことです。あまりに直截に記されているので、ここでは、直接リンク、内容紹介は行いませんが、見ていただければよーく分かります。でも、許して下さい。ちょっとだけ、引用させてください。この人、めちゃくちゃユーモアに富(翔)んでいて記事が非常に面白いんです。

日銀の内規には触れない?

  • この言葉を聞いてビックリしました。日銀は、前述した厳しいコンプライアンス規定に従っている金融機関に、「金融検査(日銀考査)」にいらっしゃるんですよ。
  • その、日銀にインサイダー取引に関するコンプライアンス規定が無かったとは、唖然・悄然・茫然自失です。
  • 金融機関にコンプライアンス規定が無いと言う事が、金融庁の検査であれ、日銀の考査であれ発覚すると、99.999999%間違いなく業務改善命令+営業停止命令+役員の処分となります。
  • これまで、日本の金融機関は市場取引の素人だと散々非難してきたんですが、もっと上手がいたということですね。
  • ただ、今回の騒動で気になるのは、リスクを取ってファンドに投資すること自体をタブー視する風潮、金融取引で儲けること自体が悪いことだと見る風潮が強まらないかと心配しています。
  • そんなことになったら、それでなくても世界の金融情勢から3周遅れと言われているのに、もっと遅れてしまい国民みんなが貧しくなってしまいます。―――これは、六本木にあるヘッジファンドのポジショントーク(自分に都合の良いだけを言い募る)です。引っ掛かっちゃいけませんよ(^Ο^;) 
  • ところで、日銀への営業停止命令って、、、、何なんでしょうね?
  • そうだ海外みたいにBank Holidayにすると銀行員が休めますよ(^^;)
(ブレットは小林が付けました)

立花隆氏の論評と言い、私が推薦させていただいている方の今日のブログと言い、何とも言えません。感涙にむせんでいる「小林健三」をおだてたい方は、画像をクリックして下さい。そして、小林健三の著作を1冊、アマゾンからご購入ください。[筆者に]役に立つこと、請け合いです。得られた利益は、国民の皆さまに公平に配分いたします。[こんな言葉を発した公人がいましたね]<笑って下さい>

それと、最後に気になったことを記載しておきましょう。立花氏の論評にありますが、あの立花氏くらいの洞察力のある方でも、福井氏の評価は、最初は甘かったのです。
 私はこれまで、破綻に瀕していた日本経済をここまで立て直すことにいちばん力をつくしたのは、小泉首相でも竹中総務大臣(前財政金融担当大臣)でもなく、福井総裁であるという評価を下していた(第62回 2006年の日本経済を展望する 量的緩和を巡る政府・日銀の攻防)から、この事件が明るみに出はじめたころは、これくらいのことは彼のこれまでの功績に免じて、見逃してやってもいいと思っていた。
 しかし、次々に裏側の事実が明るみに出てくるにつれて、だんだん腹が立ってきた。今では、これを見逃してしまったら、国家の根幹のところを支えているモラルが崩れてしまうにちがいないと思うにいたっている。


これを忘れず、明記せざるをえないのが、これくらい著名な評論家の責務でしょうが、そんなことがあり得ると言うことなんです。

私は依然として信じております。
私自身は、福井がダラダラを続け、事態をもっと長引かせて、メディアが[週刊誌を売って]金儲けのために活躍し、福井氏周辺のごみ、泥、暗黒界の内情がどんどんあぶり出される方がいいなあーと思っております。
いかがでしょうか? 金や危機に機敏に動く「船場のボン」にしてはどじだな。噂には、

福井が日銀のプリンスと呼ばれたのは、試験の成績が最高だったからだよな。 たしか、国家公務員一種1位、司法試験1位合格、東大法学部首席の 三冠王だったはず。おそるべき超秀才なんだが、その能力が日本国や人類の発展の ために使われることはあまりなく、日銀の組織防衛と個人の保身にのみ注力されたのだった。

ちなみに、日銀職員は全公務員中もっとも厚遇されているといってもいい。 仕事は楽で高給。こんないい職場はないだろうね。
  • 仕事の忙しさ
  • 財務省>>>>>都道府県庁職員>>日銀
  • 給料
  • 日銀>>>財務省>>都道府県庁職員

といったところだろうか。


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