競輪で八百長が起こらないわけを解説しよう。
注意:この記事で、競輪のレースの組立方法についての情報を提供しているだけで、八百長が起こらないこと、八百長が起こっていないことを保証するものではありません。八百長が起こっている、八百長が起こるだろうと言っているのでもありません。
競輪選手の運転する自動車にぶつけたことがある
自慢にもならないし、馬鹿みたいな話だが、ディープインパクトの件で、競馬会がにぎやかになりそうなので、それにぶつける意味で、同じレースの世界の「競輪」の話をしようと思って思い出している。
そうなんだ、相当前(10年以上)のことだが、早朝に駅前の片道1車線の道路を自動車で運転していたとき、曲がるところを間違えて、通り過ぎてしまったので、バックしようとした。早朝で自動車も通っていないからと、余りバックミラーも見ないでバックしたら、何と、選りにもよって、「競輪選手の運転する軽自動車」に御尻から突っ込んだ。これは、自分が釜になりたくて、逆進したみたいで、非常に恥ずかしい気持ちになったものだ。ここですね。
非常に紳士的な「競輪の選手」でした
それまでも、ここで紹介しているように、色々の事故を起こして恥ずかしい思いをしている。非常に悪い相手にぶつけて、ほとんどやーさん並のやられ方をした記憶もあり、「怖いことが起こらなければ・・・」と、自動車を路肩に止めて「ご挨拶」に行きました。軽自動車からは、まだ、25歳まで行っていなさそうなお兄さまが降りてこられた。もちろん、第一声は「どうしたんですか」でした。当たり前ですよね。いくら早朝とは言え、バックでお釜を掘られに行ったのだから、どんな基地外がくるのかと向こうが思っても不思議は無い。
どうもしませんでした。失礼いたしました、と謝っただけ。自動車の方は何とかなるから、「体の方は大丈夫ですか?」と、当然私は聞きましたよ。そしたら、大丈夫です。私は「競輪の選手」ですから、練習に差し支えると困るのですが、大丈夫のようです、と、穏やかで優しそうな声で答えるではないですか。こちらが年寄りのよぼよぼじいさんに見えて哀れんでくれたわけではないと思うんですが。まだ、40代だったような気がする。
ここで申し上げたいのは、「競輪」「競馬」に、ロンシャン競馬場の常連のように正装をしていない「おにいさん」「おじさん」連中とは違うといいたいのです。全然怖くない。非常に紳士的で穏やか。私だったら、自分からお釜を掘られにバックでぶつけてきた自動車があったら、「ホテルへ行こうか!!」と、運転手に皮肉の一言でも言いたいような状況なのに、その人はそのようなことは絶対に口走りませんでした。客商売とは言え、すごいなあ~~♪と思いました。
まあ、その場はそれで収まり、通常通り保険会社の仕事になりましたが。この件はこれで終了です。
←お手間でもクリックをお願いします。 |
レースの組立について
私が言いたいのは、良く、「八百長」だとか、「・・・・」とか、ありますよね。勝負事には付き物のような気がします。私は、ある時期、この「競輪のレースの組立」について、担当に人と打ち合わせをしたことがありました。そう、10回以上打ち合わせをしましたね。そして、だいたい次のようなことで、レースを組み立てているのです。すごいですよ。ずいぶん前だから大分忘れましたが。
- 公正を保つための考慮点[八百長が行われないようにする]
- 同じ組に、兄弟・親戚が入らないこと: 八百長を示しあわないように
- 同じ組に、同郷の人が入らないようにすること: 八百長を示しあわないように
- 走者が決定すると、走者は1日缶詰めになります。外との連絡も取れないようにします: 情報を漏らして、裏での賭けを防ぐためです
- レースを面白くするための考慮点
- 一つのレースに、優勝者を必ず入れる: そう、この人が◎になるのでしょうね。連勝式ですから、トップだけでは勝負は決まりませんよね。
- 開催地出身の選手を入れる: 開催地のファンの人気が高いですよ。そんなもんです。
- もちろん、穴場を作る: [このあたりは、私は理解できません]
- 特定の選手に、有利なレースにならないように、均等にチャンスを与える考慮点
- 勝つチャンスを平等に与える: 案外人が関与すると、この選手に贔屓をして、勝つチャンスを作ってやろうと考えたりするそうで、そのチャンスを平等にするわけです。これは選手の収入にも影響しますから重要です。
- 仕事の負荷が平等になるようにする: 遠征と、出身地の試合をバランスよくあんばいする必要があります。競輪選手も家族を持っていますから、遠征ばかりでは疲れます。
- 仕事のピークが続かないようにする: これも、上と同じですね。年中の仕事をバランスよくあんばいすることが必要です。
- 感情的な対立を事前に防止する: 以前の喧嘩やトラブルを記録しておき、そのような選手同士を同じレースに組み込まないようにする。しかし、そう入っても人間です。全部が敵にならないよう、仲直りの機会も作るようですよ。奥が深いでしょう~♪
- ねらいの客層を獲得するための考慮点:
- 女性客をターゲットに広告を打つ: 男性客が激減しています。残るは女性客です。ですから、モーターボートレースでも何でもそうですが、今はねらいは女性客です。そのため、訴求力のある広告作りをするのです。だから、女性のあなたは狙われています。あなた自身ではなく、あなたの財布です。
- 格好の良い中野孝次選手のような人を、前面に出す: そうなんですよ。多分私がぶつけた相手も、紳士なんでしょうね。そのように教育をされているのです。
←お手間でもクリックをお願いします。 |
当然ですが、八百長は起こりませんよね
このように、日本中の登録競輪選手を一括管理し、それらの選手に対し、丁寧なフォローをし、顧客であるファンにも公平なチャンスをあたえ、選手にもチャンスを与え、その上、勝つチャンスも平等に、ファント選手に与える。八百長を事前に防止するため万端の手を打ち、新たな顧客を開拓するために、並々ならぬ努力をしている、自転車振興協会のお話でした。
競輪の由来、競技の進め方、車券の購入方法など、競輪全体に関しては、こちらに非常に詳しく説明されています。私の記事に間違いがあれば、多分、このブログサイトの運営者がコメントをいれてくれるでしょう。
最後までおつき合いいただきありがとうございます。
↓お手間でもクリックをお願いします。

管理者の自然の観察ブログ「オレンジの独り言」もご覧ください。素敵な写真が沢山掲載されています。
このブログ管理者は、Under the Sunプロジェクトに賛同し、メンバー登録をしています。 |
←クリック一つで救える命があります |
この記事へのコメント
「大久保は3月11日のレースで、本命だったところ急な失速で3着になったことがファンの間で批判されたばかりなんです。そんなタイミングで八百長防止のための携帯電話を持ち込んでいたとなれば、疑いの目が出てきてしまいます」
競輪界の人間が八百長と言ってんのに
八百長が無いとかアホか。
こんな八百長ギャンブルは絶対にやりません。