「プリンス」と呼ばれた船田元が読み解く小泉進次郎の苦悩 「プリンス」と呼ばれた船田元が読み解く小泉進次郎の苦悩:2018/10/10(水)11:00配信

「プリンス」と呼ばれた船田元が読み解く小泉進次郎の苦悩

2018/10/10(水)11:00配信

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181010-00009225-bunshun-pol


 去る2018102日、菅義偉官房長官が発表した第4次安倍改造内閣の閣僚名簿に、小泉進次郎衆院議員の名前はなかった。一部報道では、自民党筆頭副幹事長の留任が取り沙汰された瞬間もあったが、結局は要職に起用されなかった。


【写真】「プリンス」と呼ばれていた時代の船田氏(1995年撮影)DA319585-61C1-4EC6-86EB-5055E821F89D.jpeg

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 例年この時期に行われる内閣改造・党役員人事が近づくたびに、マスメディアは小泉氏の入閣待望論をしきりに流す。そして、いつも期待は裏切られる。第2次安倍内閣の発足からまもなく6年、「自民党のプリンス」を巡るマスコミの空騒ぎは、「村上春樹とノーベル文学賞」と似たような秋の風物詩になっている。

37歳の人気者は「逃避行」を続けた


まもなく初当選から10年の節目を迎える小泉進次郎氏 ©文藝春秋


「オーラが消えた」


 こう評する人がたくさんいた。


20189月の自民党総裁選では、「安倍か、石破か」の意思表示を投票が始まる10分前まで避けた。夏の間、同僚議員の説得工作やマスコミによる取材攻勢から逃れるかのように、37歳の人気者は、インド、ニュージーランド、新潟、長野、沖縄と「逃避行」を続けた。


 政党人たるもの、党首選となれば早々に旗幟を鮮明にして権力闘争に身を投じるのは古今東西の常識である。事前の意思表明は、年間4000円の党費を払って党組織の屋台骨を支えてくれている党員に対する最低限のエチケットだろう。


 ましてや、森友学園や加計学園にまつわる不祥事を「平成政治史に残る大事件だ」と指弾し、身内の政権に説明責任を迫った急先鋒である。


 議員になって9年間、彼の一挙手一投足を眺めてきた私が考えても、400人以上の国会議員がいる党内でひとり頑なに洞ヶ峠を決め込む様は「変人」の域を超えていた。


 一連の言動には、一般人には解りえない何かがある。「自民党のプリンス」に特有のものが進次郎を苦しめ、優柔不断と支離滅裂を生んだのではないか。ならば、彼の心理を読み解くカギは「プリンス」にある。私はそう思い、「プリンス」と呼ばれた男たちに会いに行った。

宮沢内閣では戦後史上最年少で入閣したプリンス


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