コロナ患者激白第2弾「そのうち間違いなく自殺者が出る」:日刊ゲンダイの記事から引用しています。

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 緊急事態宣言が出され、国内感染は重大局面を迎えた。先月末、新型コロナウイルスに感染し、現在、西日本の病院の隔離病室に入院している55歳男性会社員が感染者にしか分からない苦悩、近親者から浴びせられた心ない言葉、近隣住民から受けた、いわれのない差別の数々を病床から電話で語ってくれた。

  ◇  ◇  ◇


「鼻水出てるよ」

 3週間ほど前、自分では気づかなかったのですが、一緒にいた友人にこう言われました。いま思えばそれが最初の症状です。翌々日朝、体温を測ったら37度で昼すぎには38度まで上がり、夕方まで家で寝込みました。

 症状が出て4日目、体温は37度5分。食欲がなかったため、好物のカップラーメンを食べることにしたんです。ところが麺もスープも何の味もしない。食感も「何だ、こりゃあ」って。まるで砂利を食べているような感覚でした。2口だけ食べ、後は捨てました。この頃からです。腰と関節の節々がもの凄く痛くなり、自力で立ち上がれないほどになった。悪寒に襲われ、体温が38度5分まで上がりました。

 それから3日間、調子が良くなったり、悪くなったり。そんな時、病気療養中だった身内が亡くなりました。打ち合わせ、通夜、葬儀、火葬などに追われ、慌ただしく過ごしたため、その間の記憶は曖昧で食事もほとんど口にしていません。お腹はグーグー鳴るけど、食欲はないという状態でした。症状を自覚する一方で、時間さえ経過すれば回復するのではと甘く考え、マスクは外さず、葬儀場の待合室でも1人で過ごすなど、極力、人との接触を避けていました。

 その後、食欲が出てきたため、「これは快方に向かっている」と一瞬、喜んだのですが、それも束の間、10日前に鼻水の症状を指摘してくれた友人の感染が判明。翌日、PCR検査を受け、陽性が確認され、即入院です。

 
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どこから聞いたのか分かりませんが、地方都市ということもあり、その日の夜7時には街中に私の感染は知れ渡りました。感染が分かり、一番初めに頭をよぎったのが、濃厚接触者である親族のことです。ところが感染を伝えると開口一番、「何してんだよ、あんたのせいで感染するんだよ」と罵られ、まるで殺人者のような扱いを受けました。他の身内は「気にするな」と励ましてくれましたが、気にするなという方が無理な話です。迷惑を掛けたのは自分ですから。自責の念にさいなまれ、打ちひしがれた私を救ってくれたのは、看護師さんの「あなたも被害者なんだから、気持ちをしっかり持ちなさい」という一言でした。

 感染経路に心当たりはありません。強いて挙げるならば、JRと飛行機の移動中です。ただその間もずっとマスクをしていました。糖尿病の持病がありますが、喫煙歴はなく、入院後は症状が回復し、投薬も点滴も受けていません。

■「自殺者が出る」

 感染症というのは病気との戦いはもちろん、誹謗中傷、デマとの戦いでもあります。親族が、酒席を共にした友人から「おまえ、うつってんじゃねえか? オレにうつったらどうしてくれんだ」と言われたそうです。親族は陰性でした。別のいとこは、葬儀に出席したことを勤務先の養護施設に正直に申告し、1カ月の出勤停止になりました。彼は60歳を越え、他に働く場所もなく、収入はわずかでしたが、日給月給のため、その収入も途絶えました。それなのに「気にすんなよ」と気遣ってくれ、涙が止まりませんでした。

 感染しただけで、好奇の目で見られます。田舎では村八分です。体は治ります。病気は何とかなります。でもメンタルはやられます。誰もが感染したくてしたわけではありません。そのうち、間違いなく自殺者が出ます。
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