自民・安倍元総理「日本は自国防衛の覚悟示す必要」 ロシア軍事侵攻受け：Biglobe news から、引用。

自民・安倍元総理「日本は自国防衛の覚悟示す必要」 ロシア軍事侵攻受け

TBS

2022年4月9日（土）20時37分

自民党の安倍元総理が福井県で講演し、ロシアの軍事侵攻について「ウクライナの戦い抜く意思を見誤った結果」と分析した上で、「日本は自国防衛の覚悟を示す必要がある」と強調しました。

安倍晋三元総理

「今回の出来事も、あのウクライナが祖国を守るために強靱に戦い抜いていくという意思を、ロシアは見誤った結果、起きたのだろうと。こう思います。（日本は）しっかりと決意、覚悟を示していく必要があります」

福井県小浜市で講演した安倍氏はこのように述べ、「日本は自国を防衛する決意と覚悟を示す必要がある」と強調しました。そのうえで、中国から軍事的圧力を受けている台湾をめぐって、「台湾有事は日本有事であり、アメリカも台湾防衛の意思を示すべきだ」と述べ、アメリカは台湾に対するあいまい戦略を転換すべきだとする考えを示しました。

また、安倍氏は講演後、北朝鮮に拉致されて2002年に帰国した地村保志さんと対談し、帰国できていない拉致被害者について「決してあきらめずに必ず取り返す。もう総理ではなく一議員だが全力を尽くしていきたい」などと述べました。

（2022年4月09日19:58）