衆参3選挙で与党全敗 次期衆院選の前哨戦、菅政権に打撃:毎日ディジタルから引用しています。

衆参3選挙で与党全敗 次期衆院選の前哨戦、菅政権に打撃

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一票を託す有権者(イメージ)

 菅政権発足後初の国政選挙となった参院広島選挙区再選挙、参院長野選挙区補選、衆院北海道2区補選は25日投開票された。激戦だった広島再選挙は、諸派新人の宮口治子氏(45)=立憲民主党、国民民主党、社民党推薦=が、自民党新人の西田英範氏(39)=公明党推薦=ら5氏を破って初当選した。自民は長野補選でも敗北し、候補者を立てなかった北海道2区補選と合わせて「全敗」となった。政権には大きな打撃で、菅義偉首相の今後の政権運営に影響を与えそうだ。

 長野補選は、立憲民主党の新人、羽田次郎氏(51)=共産党、国民民主党、社民党推薦=が初当選した。北海道2区補選は、立憲民主党の元職、松木謙公氏(62)=国民民主党、社民党推薦=が5回目の当選を果たした。

  • 国会議事堂(手前)と周辺=東京都千代田区で、本社ヘリから佐々木順一撮影

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  • 記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2021年4月22日午後8時7分、竹内幹撮影

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  • 国会議事堂=川田雅浩撮影

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  • 公明党の石井啓一幹事長=西夏生撮影

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  • 宮口治子氏

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    衆参3選挙で与党全敗 次期衆院選の前哨戦、菅政権に打撃

  • 参院長野選挙区補選で当選が確実となり、贈られた花束を手に笑顔の羽田次郎氏=長野市で2021年4月25日午後8時5分、宮間俊樹撮影

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  • 当選が確実となり、支援者から花束を受け取る松木謙公氏(中央)=札幌市北区で2021年4月25日午後8時15分、貝塚太一撮影

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  • 記者団の質問に答える菅義偉首相=首相官邸で2021年4月19日午前9時45分、竹内幹撮影

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  • 自民党本部=東京都千代田区で

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  • 一票を託す有権者(イメージ)

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  • 羽田次郎氏=2021年2月25日、鈴木英世撮影

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  • 松木謙公氏=2020年10月22日撮影

    立憲民主の松木謙公氏が当選確実 衆院北海道2区補選

  •  衆院北海道2区補欠選挙の投票所で用紙に記入する有権者。新型コロナウイルス対策のため記入台は間隔が空けられていた=25日午前、札幌市

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  • 投票所が「密」にならないよう、一部の記載台に「使用禁止」の紙を貼る職員たち=中区の広島市立幟町小で2021年4月24日午前10時26分、池田一生撮影

    「自覚ある一票を」 コロナ対策し設営 きょう投開票 /広島

  • 各党談話 /広島

  • 衆院道2区補選で、候補者の最後の訴えを聞く市民ら=札幌市北区で2021年4月24日、貝塚太一撮影

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  • 投票所の設営をする県立大生ら。投票記載台の中央のスペースは新型コロナ対策で利用不可にされた=長野市南長野の後町ホールで2021年4月24日、鈴木英世撮影

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  • 衆院道2区補選で候補者の第一声に耳を傾ける市民ら=札幌市北区で2021年4月13日午前9時24分、貝塚太一撮影

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 有権者への調査と情勢取材を加味して判断した。3選挙は次期衆院選の前哨戦の位置付けで、政府の新型コロナウイルス対応や「政治とカネ」の問題が主な争点となった。

 広島再選挙は、公職選挙法違反で有罪が確定した河井案里元参院議員(自民を離党)の当選無効に伴い行われた。フリーアナウンサーの宮口氏は、元経済産業省課長補佐の西田氏との事実上の一騎打ちを制した。地方議員らに現金を配った河井元議員の事件の波紋は大きく、政治とカネの問題が焦点となった。宮口氏は立憲、国民、社民各党の県組織などで作る政治団体「結集ひろしま」から立候補し、3党の推薦を受けた。共産は独自に支援したが、野党の協力が奏功した。西田氏は事件の影響が尾を引き、支持が広がらなかった。

 長野補選は、立憲の羽田雄一郎元国土交通相の死去に伴い実施された。雄一郎氏の弟で、野党統一候補の羽田氏は「弔い合戦」を前面に打ち出した。羽田氏が共産党県委員会などと結んだ政策協定を巡って、野党共闘態勢は一時乱れたが、支持基盤が強固なこともあり、自民新人で元衆院議員、小松裕氏(59)ら2氏を降した。

 北海道2区補選は、収賄罪で在宅起訴された吉川貴盛元農相(自民を離党)の辞職に伴うもの。自民は吉川元農相の事件を受けて候補者擁立は困難とみて「不戦敗」を選択した。共産は擁立した候補者を取り下げ、立憲の松木氏が野党統一候補となった。松木氏は、政府の新型コロナ対策の強化や消費税減税などを訴えて支持拡大を図り、日本維新の会の新人で元道議、山崎泉氏(48)ら5氏を破った。【青木純】


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