感激を得ることが、教わることの原動力です。

感動を得るということ


「感動を得る」なんて言い方は無いのだろう。多分「感動する」であろうし、コイズミの口癖の「感動した!」かもしれない。あの垢まみれの「感動した!」は絶対に使いたくないが、「感動すること」「感動を得ること」が、学習するつらさを克服する原動力なんだ。それを私が10年間も続けていた「ボイストレーニング」を例にとって話をしてみたい。

感動すること」はそんなに簡単ではない。でも、何度も感動できるものなんだ。レベル1を超えたら、新しい境地が見える。レベル2を超えるとさらに別の境地が見える。そして、そのレベルを超えるごとに感動を得ることが出来る。さらに、新しい上のレベルに達したら、どんな感動が得られるであろうか?そのようなものが期待として感じられるのが、学習と言うことだし、つらいつらい時間を超えその結果「感動」を得てさらに上のレベルに到達しようと言う新しい努力が生まれるのだ。

画像
←お手間でもクリックをお願いします。


「感動は与えられるものだろうか?」


教わる側から、教える側に立場を変えてみよう。私自身、ボイストレーニング、イタリア古典歌曲、日本歌曲が好きだったから、永い永い合唱暦を持っていたから、その境地を超えた新しい分野である「イタリア古典歌曲」ベルカント唱法を知って、そのあまりの美しさに感動したんだ。だから、自分で言うのもおかしいが、今まで経験が不足していた、それを何らかの機会に教師(トレーナー)が教えてくれた。多分、CDやDVDを聞いたり見たりするだけで、その美しさを認識できたんだろうと思うが、そうではない。ベルカント唱法は名前は知っていた。しかし、合唱では、大部分が英語であり、ドイツ語であったし、日本語であった。イタリア語と言うものは無かった、コダイのユーゴスラビア語を使ったこともあったが、ぜんぜん発声方法が異なった。合唱では必ず、アインザッツは合わなければならない。ようするに、第一拍目は、各パートがそろわないと困る。だから、指揮者は無意識ながら、一拍目、二拍目・・・ときちんと指揮棒を振る。これは、日本の指揮法のバイブルである「斎藤秀雄」指揮法教程に書かれていることである。

私がMITに留学していた間、1年間合唱団に入っていた。
画像

その合唱団の主指揮者は、決してそのような指揮法をしなかった。全く異なるから、最初はどぎまぎしたが、なんとなくわかる。カラヤンだって、キチンと指揮をするが、そうじゃない指揮者も多い。何泊も前から振り出して、なんとなくキチンとそろってオーケストラが音を出す、あれですよ。フルトベングラーとの違いかもしれないし、サバリッシュ当たりもあいまいな指揮だ。日本の大阪交響楽団の大御所もそうだ。

画像
←お手間でもクリックをお願いします。


MITの指揮者にもう一人の指揮者が居た。我々のコンサートを聴きに来た米国人の友人(ずいぶん年が離れていた人だが、オペラ大好き人間で、ボルボを飛ばす男だったが)があのメインコンダクターはすばらしいね。綺麗に音がそろって、音楽が流れる。それに比べてサブコンはだめだね。音が硬すぎる。・・・・そうなんだ。

きっちりやったからといって良い訳ではないんだ!


これは忘れては困るんだ。教えるときにこれしかだめと、キチンと教え込むことがよいとは限らない。大体こんな感じ、後は君任せ打よ!と言う感じが一番良いんだ。全体の流れを大きくつかみ、それを間違いの無いようにすすめてゆくのが良い指導法なんだ思っている。(自分がそのように出来るかどうかは不問としよう)

ベルカント唱法、イタリア古典歌曲は、基本がレガートであり、ルバートがいたるところにある


イタリア語は、母音が比較的日本語に似ているが、やはり全く違う。もちろん、子音は一つの音符に大量にくっつくような言語である。母音だって、2つや3つくらいがくっつきその間に子音がくっつく。それを、1拍の間に歌う!!(ちょっと大げさすぎる書き方だが、要するにそんな感じで、母音を中心にして音がレガートにつながってゆく。それが旋律を作る。)
私の好きな歌の一つである「Ideale」から、一小節を抜き出してみよう。
Tor-na, ca-ro i-de-al, tor-na_un_i-stan-te_A sor-ri-der-mi_an-co-ra, E a me ri-splen-de-ra nel tuo sem-bian-te......
まあ、こんな感じのせりふを旋律に乗せて甘く甘美に歌う、それがベルカント唱法です。この歌い方は、私がCDを聞いても、まねが出来なかっただろうし、なぜそんな歌い方をするのかも知らなかっただろう。それを一つ一つ、ステップを踏んですすめてゆくことによって、だんだんと歌えるようになる。

  1. 呼吸法
  2. 音を出さないで、声の流れを確認してそれを確保する
  3. 声がそれに乗ってくるが、最初に乗る声は、ハミングのmだけ。mmmm--mmmm
  4. 一番出しやすい母音を使ってそれに母音を乗せる。
  5. 声の出る先を確認する。頭のてっぺんから一番遠くの方向に声を出す。
  6. 母音2つを使って、レガートにそれを発声する。
  7. それに簡単な旋律を付ける。
  8. そのようにして気の遠くなるような練習を毎週続ける。もちろん、へたくそなりに、上に上げたようなイタリア古典歌曲を歌ってみる。決してどならないこと。


最後に、私の好きな「寺山修司氏作詞」の「かなしくなったときは」


かなしくなったときはー うみをみにゆく
ふるほんやのかえりも うみをみにゆく
あなたがびょうきなら うみをみにゆく
こころまずしいあさも うみをみにゆく
ああ うみよー おおきなかたと ひろいむねよーー
どんなつらい あさも どんな むごいよるもー
いつかはいつかは おわる
じんせいは いつか おわるが うみだけは おわらない。

植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー植草氏逮捕は国策逮捕だな、3+10+10=23日越えて勾留だって?法的根拠は?言えるものなら言ってみろ(笑)バナー


最後までおつき合いいただきありがとうございます。
↓お手間でもクリックをお願いします。
画像

管理者の自然の観察ブログ「オレンジの独り言」もご覧ください。素敵な写真が沢山掲載されています。

画像

画像
画像
画像
このブログ管理者は、Under the Sunプロジェクトに賛同し、メンバー登録をしています。

画像
←クリック一つで救える命があります


画像
画像

画像
←お手間でもクリックをお願いします。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック