両陛下、沿道の歓声に笑顔で応え 即位パレード
両陛下、沿道の歓声に笑顔で応え 即位パレード
毎日新聞 2019年11月10日 15時34分(最終更新 11月10日 18時29分)より:
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「祝賀御列の儀」で沿道の人たちに手を振られる天皇、皇后両陛下=東京都千代田区で2019年11月10日午後3時5分、宮武祐希撮影
天皇陛下の即位を披露するパレード「祝賀御列(しゅくがおんれつ)の儀」が10日午後3時ごろから、皇居・宮殿から赤坂御所(東京都港区)までの約4・6キロのコースで国の儀式として行われた。天皇、皇后両陛下はオープンカーに乗られ、令和初のパレードに集まった大勢の人々の祝意に笑顔で手を振って応えた。
両陛下は宮殿の南車寄せで、政府が新規に調達したトヨタ自動車のハイブリッドセダン「センチュリー」を改造したオープンカーに乗り込んだ。陛下はえんび服に最高位の勲章を胸に飾り、皇后雅子さまは白いロングドレスにティアラ(宝冠)と勲章を身に着け、洋装として最高の装いで臨んだ。
宮内庁楽部が即位を祝って新たに作られた行進曲「令和」を演奏し、車列は出発した。警視庁の白バイが先導し、安倍晋三首相らの車の後ろを両陛下のオープンカーが時速約10キロというゆっくりしたスピードで走り、秋篠宮ご夫妻を乗せた車が続いた。車列は警備車両を含めて計約50台で、長さは約400メートルに及んだ。
二重橋を渡って皇居を出た車列を迎えたのは、陸上自衛隊の儀仗(ぎじょう)隊で、銃を使った敬礼の「ささげ銃(つつ)」を行った。車列は二重橋前の交差点を右折後、警視庁のある桜田門、国会議事堂の正門前を経由し、青山通りに出た。赤坂御用地沿いの直線道路には、大勢の人が集まり、両陛下のオープンカーが近づくと歓声を上げ、手を振ったり日の丸の小旗を振ったりしていた。
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