第2波に備える”兵庫の対策” 井戸敏三知事が生出演

2020年06月03日(水曜日) 10:49地域・まち

第2波に備える”兵庫の対策” 井戸敏三知事が生出演

全国で緊急事態宣言が解除されて1週間あまりです。首都圏や北九州市では新型コロナウイルスの新たな感染者が急増しています。
第2波の到来が心配されているというのが現状です。ここからは井戸知事に生出演いただき、今後の兵庫県の方針について伺っていきます。

-緊急事態宣言が解除されて、1日から営業を再開したという方も多い。兵庫県の経済を活性化するには何が必要か

この2カ月の落ち込みを経済活動の面ではいかに正常化していくかということが課題だと思いますが、それに伴って人々のコロナに対する安全が阻害されるようでは困ります。やはり経済の活性化とコロナ対策の両立をしっかりと目指して行っていく必要があると思います。
そういう意味からすると観光なども県内観光は18日までは解除してるんですけど、19日以降の北海道とか東京、あるいは人口密集地との人の行き来をどうするか。それは19日の直前の状況を見定めて判断する必要があるのではないか、このように思っています。ただ、(感染者が増加している)東京と北九州が心配ですね。

-(サニー・フランシスさん)我々一般市民は経済を活性化するためにどうすればいいんですか?

できるだけ観光地に行っていただいたり、学習機会を探していただいたり、食べたいものを食べていただいたり、という従前の生活に復帰しようという努力をしていただくのが一番いいと思います。

-給付金の10万円を使って旅行先であったりとか、活性化できるような使い方をしてほしい

今、6月議会に経済対策をやろうということで検討しているんですけども、(兵庫県独自の取り組みとして)例えば商店街で買い物されると、5000円買い物されたら2割、また商店街で買えるような還元セールをやるとか、例えば有馬温泉で泊まられて一定の支払いをされたら、その2割分を温泉周辺のお土産を買っていただけるようなセールを実施するとか。こういう消費をしていただくインセンティブをいろんなかたちで展開できればと思っています。

Q. 第2波に備える!兵庫県の医療は?

-状況に応じて医療体制を構築していくとのことだが、医療資源、ベッド数をどう増やしていくかなど、第2波に備えた対策は

県として患者数の1日の発生者数のトリガーを設けています。1週間平均の患者数を10人以下になったので休業要請を見直しました。
ベッド数も最低200床を確保。重症者用も400床。ホテルなどの宿泊施設も200部屋を確保しました。これを次の警戒期になる前、毎日10人以上の患者数が続くようだと、病床数を50増やす、重症者用を100増やすなど段階的に増強していきます。
毎日の発症者が40人以上、1カ月続いても対応できる数なんです。拡大期の30人以上になったら500床を目指すということが機能的に対応できれば、1カ月間40人以上の患者さんが出ても対応できる能力を確保できるスケジュールをフェーズ毎に持っているということです。

-PCR検査については

全部で行政検査だけで100。民間委託検査と病院検査を合わせて1日1500件できるような体制を構築しようとしてますのでご安心ください。取り扱い基準も変わりますけども、柔軟に検査できるよう準備しています。

Q. 学校の再開 勉強の遅れは?

ようやく、学校が6月1日から本格的に再開しました。子ども達は今まで始業式もしてなかったようなところがありますので。
ただ一方でオンライン授業なども展開されてきました。それを踏まえながら学校で教科書でもって先生の授業を受けて確認をしていく。こんな2つの学びのスタイルを併用していきますので、時間がちょっと足りないところはすみません。夏休みを短くして学ぶということにしていただきたいと思っています。

-一方で北九州市では小学校で集団発生しており、もし同様のことがあれば兵庫県の場合は学校閉鎖、学級閉鎖なのか。それともエリアごと休止、学校が休止になるのか

まずは1人でも陽性者が出たらその学校は学校閉鎖することだと思います。しかし濃厚感染者なのか、結構接触者が多いということだとするとエリア閉鎖にしていかないといけない。北九州の場合の原因はよくわかってないの心配してます。
特に、子供から子供にはうつらないんじゃないかとよく言われたんです。兵庫でもそうですが、それが今回子どもからうつったのかどうか分かりませんけど、濃厚接触者の子ども達が発症してますので心配してます。

Q. 「ひょうごスタイル」って何?

「ひょうごスタイル」はね、国が言ってる新しい生活様式を兵庫で取り入れていただこうと。この辺り「新生活スタイル」といってもなかなか分かりにくいので、「ひょうごスタイル」というふうに述べさせていただきました。

-それは今まで表示されている、国の推奨するものと同じもののか

同じですが、兵庫の中で特に取り組んでいただくとありがたいといっているものを挙げさせていただいてます。

Q. 3密避難所 県独自のガイドライン

-自然災害と感染症の複合災害への備えとして、3密になる避難所対策のガイドラインを兵庫独自で策定した

避難所ってもともとごった返してる。被害を受けた直後ですのでそういうことになりがちなんです。ですからの事前に密度を薄くするかということを考えておく必要がある。

-3人家族の例として、このスペースにラインを引いた。白の部分が居住エリアで、緑のラインがソーシャルディスタンスを含めた3人世帯分のスペースになる

このスペースは20平方メートル。基本的には1人3平方メートルで、掛ける3人で9平方メートル。これがベースなんです。ソーシャルディスタンスとのことで、3人で20平方メートルですからね、結構な広さです。
避難所にこれだけのスペースを確保できるかどうか。これでは今の避難所ではもう当然足りない。従って避難所の指定の場所を探して増やしてかないといけない。
例えば県立高校の体育館とか指定されてないところなんです。それからの企業の福利厚生施設、体育館。いざとなればホテルとかね、旅館なども協力をいただく。
これからの雨季を迎えるわけですけども、コロナの時期に雨季を迎えて災害起きたときに、避難所でコロナ感染がクラスターにならないような対策を事前にしっかりしておくことが重要。そのためにガイダンスを出させていただきました。

-阪神淡路大震災から25年以上は経っているが、まだ避難所が公民館や学校の体育館というイメージがある。そうではなくて親戚の家であったりホテルも活用するということ

しっかりしたお宅なら避難所行かなくていいんです。在宅避難が有力なんですね。

(藤岡キャスター)皆さんのハザードマップを確認してください。災害が来る前、台風がこれから来ますのでその前に確認していただければと思います。

―最後に、県民の皆さんにメッセージを

1日からいわゆる緊急事態宣言を踏まえた休業要請がすべてなくなりました。クラスターとされていたバー、キャバレーやジムも解除しました。これは兵庫県内ではクラスターになってないんです。そういうこともあって東京や大阪はかなり慎重だったんですが、我々も思い切って1日から決めさせていただきました。
ただ、だから安全なんだ、コロナはもう大丈夫だってことじゃありません。県民のみなさんにぜひ不要不急の外出を止めるとか、あるいは東京や北海道など旅行は控えるとか、あるいは時差出勤をしっかり徹底していただくとか、テレワークで済むなら実行していただく。
こういう「ひょうごスタイル」の実践にご協力いただくとありがたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。

2020年6月2日放送「情報スタジアム4時!キャッチ」より

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